働くおっさん

常に貧血気味かつ献血マニアの母に連れられて行って以来、人生二度目の献血へ。
当時高校生の私は「何で…よりによって私の血を…」と鬱々としていましたが、
就活が終わり、ストレスで減った体重がすっかり元に戻ってしまったので
手っ取り早く体重が減る手法として、深夜に思いつきました。深夜のテンションって怖い。
本当はもっと高潔な意思で行くべきところなんだろうけどね。
まあ、血は血だ。

献血といえば…お菓子食べ放題！という身も蓋も無いイメージを元に
条件の一番良い献血ルームを検索し、一路新宿東口へ。
事前に体調チェックがあるのですが、寝られないまま向かった私も
「睡眠時間は？」
「6時間くらいです」
なんてね。
血を抜かれている間も個別に設置されているテレビを好きに観られて、楽しかったです。
400mlでしたが、案外早く終わりました。
受付や問診まで含めた全てを終えるまで、一時間程度。

まあそんな私のつまらない体験記はさておき。
待合室のようなところで献血後もしばらくじっとしていなければいけないのですよ。
そしてそこには、これから献血！という順番待ちの方もいらっしゃる。
どちらの場合も、係員の方に名前を呼ばれます。
私がお菓子を馬食していると
「野見さ～ん、野見隆明さ～ん」
いそいそと立ち上がるその姿。
ええっ？！
(一部の人には)言わずと知れた有名人のお顔が！！！
ダウンタウン・松本人志の番組に出ていた野見隆明さんが！！！
上記番組を私に教えてくれた元彼さんに間髪入れず連絡。
元彼から「凄すぎる！是非ツーショットをお願いしろ」とのミッションが課されました。
だから待ちました。野見さんが献血を終えるまでジュースを牛飲。
迷惑だったかもしれませんが、戻ってきたところを狙って挨拶に行きました。
当該番組が終わって数年経ちますが、まだこうやって声をかけられることは多いのかなー。
快く一緒に写真を取って下さいました。
芸能人ではない方なのに声をかけて悪かったかなあ、とも思います。
カメラをお願いした方にも「何この女…突然知らないおっさんと写真撮りたがって…」と
シャッターのみならず、その人の目にも非常に気持ち悪く映っていたことでしょう。
今は絵画のお仕事はされていないそうです。
しかし爪は当時のまま、いやそれ以上に綺麗にマニキュアをしていて見とれてしまいました。
テレビの中はやらせばかりだと思っていたので、かなり驚きました。
6年振りの献血で野見さんに会えた私は、強運の持ち主だと名乗っても良いのでしょうか？

献血した後にジュース・お菓子を貪り食っていたら痩せるわけがない。

働くおっさん人形-youtube
http://www.youtube.com/watch?v=WIxAcNGaRF4
働くおっさん劇場-youtube
http://www.youtube.com/watch?v=Pp6193SfOjI